庭をつくるという仕事

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自分の家の“庭”を本職に頼んでつくってもらう。
恐らく多くの方にとっては初めての経験だと思うので、どんなことをお尋ねして、どんな風に庭をつくっていくのかお話したいと思います。

まずはじめに、建主の方には「どんな風に庭を使いたいですか」ということをお聞きします。

例えば
「家族でバーベキューがしたい」とか
「実のなる樹を植えて収穫したい」とか
「ガーデニングで花をたくさん植えたい」とか
「家庭菜園ができる庭にしたい」とか。

そして、日照状況や潮害の有無、隣家との位置関係や窓の位置、配管状況や家全体とのバランス、周辺の環境などを確認していきます。

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“庭での過ごし方”“庭を取り巻く物理的な環境”のそれぞれを考慮しながら、これからつくる庭全体のイメージを思い描いていきます。
木陰を作って木漏れ日の下でバーベキューやプール遊びができるようにしようにとか、落葉樹を家の近くに植えて緑陰を作ることで室内やデッキが夏は涼しく冬は暖かくなるようにとか、日陰と日向を作ることによって温度差による空気の移動を促そうとか。

植物の力を借りてエネルギーに頼らずともここちよく生活が送れるように、さまざまなことを考えながら樹種を選び、それぞれの樹々の配置を考えていきます。

樹は植えたら終わりではなく、植えさせてもらってからそのご家族や庭とのとのおつきあいがはじまると思っています。
庭に植えた樹が10年後、20年後も元気に育つよう、それぞれの樹の持つメリット、デメリットを説明した上で、愛着を持って大事にしてもらえるような庭づくりを心掛けています。