建築家と工務店の信頼関係

建築家と工務店の信頼関係

私の今までの工務店での現場監督の経験から、設計事務所のつくる設計図はすごく繊細なものだと考えています。

お施主さんのこれからの暮らし方や希望がギュッと凝縮されているのだから、 当然ですよね。ちょっと表現を変えると“暮らしの設計図”といったところでしょうか。
そしてその図面には法規的な基準や耐震・断熱といった性能のこともすべて含まれています。

設計図に描かれた0.5mmや1mmといったこまかな寸法を忠実に再現することが、現場監督としての技術でもあります。

設計図が意図する数字の意味を読み取りがちがっていれば、
意図した空間ができないということもありえます。

現場監督は設計者の意図を図面から読み取る、
それを施工図として作成し、職人に確実に伝えていきます。
そして、職人が技術を発揮し実際につくり上げていく。

これの積み重ねが家をつくるということなのです。

完成したものを確認し、自分たちがどういったものをつくり上げたのか、
施主さんにどう喜ばれているか、
そういうことを再確認し、さらに信頼関係が深めていく。
こういった建築家と工務店の信頼関係も、家づくりにはとても重要だと考えています。