設計で大切にしていること

設計で大切にしていること

「どんな暮らしをイメージしますか?」

建主と初めてお会いした時、私が必ず質問することです。
でも、この質問に対してスラスラと言葉にして答えることができる方はとても稀です 笑。

けれども、どんなことを大切にしていて、どんな暮らしを思い描いているのか。
なかなか明確にはならないであろうイメージを、時間をかけて言葉にし、共有し、これらを具現化することで建主の「想い」が形になると考えています。

そして、「想い」を一緒に創る過程において大切にしていることは、室内だけで完結するのではなく、室内空間が “ここちよく” 空間や外部とつながることです。

おおらかにつながった空間は、光や影がいろんな表情を見せ、
さらに、視線を外部へと導くことで、意識が限りなく広がると同時に、光や風、季節感といったものが、日々の暮らしのなかに取り込まれます。

“ここちよく” つながることで、小さな楽しみや発見が増え、
感性や想像力を育むことができると考えています。

また、
機能的であるべき場所と余白のある空間。
開く場所と閉じる場所。

そんなメリハリのある空間をつくることも大切にしています。

建主と共有した「想い」を図面に表し
その「想い」を確実に現場へと橋渡しすることも、
私の大切な役割だと思っています。